【国連】2003.10.20 発表
10月20・21日に開催された「2003国連環境計画 金融イニシアティブ 東京会議」において、UNEPのクラウス・テプファー事務局長は、エネルギー安全保障と気候変動は、世界的に最も切迫した問題だと指摘。再生可能エネルギー及びエネルギー効率化への投資に金融セクターを巻き込んでいくことを目指して、新たな「持続可能なエネルギーのための金融イニシアティブ(Sustainable Energy Finance Initiative:SEFI)を発表した。
持続可能なエネルギー事業については、取引費用や市場の不確実性に加えて、情報不足、事業や金融商品のリスクを定量化し、回避するためのツールがないことなどから、多くの金融関係者が「模様眺め」の姿勢をとっている。SEFIは、UNEPと持続可能なエネルギーのためのバーゼル・エージェンシー(BASE)が共同で実施する取組みで、金融関係者がこうした障壁を乗り越えられるよう支援していく。なお、SEFIは、国連基金(UNF)からのサポートを受けている。【UNEP】
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