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[海外エコニュース一覧]

【国連】2003.11.14 発表

オゾン層破壊物質 臭化メチルの廃止に関する決定 各国合意できず

 ナイロビで開催されていた第15回モントリオール議定書締約国会合において、各国は、オゾン層破壊物質である臭化メチルの使用廃止をめぐって検討したが、合意に至らず、決定の採択が延期となった。この件については、2004年3月の「特別会合」で継続審議される。
 臭化メチルは、線虫類用の農薬で、同議定書のもと、先進国では2005年1月までに使用が廃止されることとなっていた。先進国においては、臭化メチルの使用は、1990年半ば以降、約70%削減されている。しかし、北米などの一部の農業者は、現在ある代替物質は、経済的・技術的観点から実用的でないとして、2005年に、約15000トンの臭化メチルの使用を例外的に認めるよう求めていた。
 この他、今回の会議では、2004年1月から行われるHCFCsの取引規制から、途上国を免除する決議などが採択された。途上国では2016年から効力が発生することとなった。【UNEP】

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