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【ドイツ】2003.11.25 発表

報告書「ポスト京都−21世紀のための温暖化対策戦略」を発表

 11月25日、ドイツ連邦政府地球気候変動諮問委員会(WBGU)は、報告書「ポスト京都を考える−21世紀のための温暖化防止対策戦略」を、トリッティン連邦環境大臣とブルマーン連邦研究大臣に提出した。WBGUは、地球温暖化を回避するために、国際的にさらに高いレベルの目標を設定するよう主張している。特に人間活動により排出されるCO2を、1990年と比較し、2050年までに約45~60%削減することが必要であり、そのために2020年までに温室効果ガスを少なくとも約20%削減しなくてはならないと報告している。また、温室効果ガスの削減義務の公平性、京都議定書に代わる案はないこと、排出権取引の手法、地球規模の持続可能な開発と温暖化対策の関係等についても述べる。
 トリッティン大臣は、「京都議定書発効後そして実行後の次の段階の戦略を考え始める時期にきている。地球温暖化を効果的に回避するためには、さらに中期的、長期的な温暖化防止対策が必要不可欠である」と述べる。【ドイツ連邦環境省】

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