【イギリス】2003.12.01 発表
イギリス環境・食糧・地方事業省は12月1日、野鳥数に関する指標を公表した。これによると、野鳥の個体数は、20年間に及ぶ減少ののち、最近は安定化の方向にあるという。今回の報告では、都市、湿地帯、海岸、田園、森林の鳥79種を初めて一緒に扱っている。 報告からは、田園の野鳥数が1990年代半ばから安定化してきていること、湿地帯の野鳥数は1975年以降7%増加していること、森林の野鳥については、一般的な種(コマドリなど)は1970年とほぼ同数だが、特別な種(コアカゲラなど)は数が大幅に減少していることなどが分かった。
野鳥指標の他にも、40の指標が、政府の生物多様性戦略に基づいて公表されている。【イギリス環境・食糧・地方事業省】
Copyright (C) 2009 ECO NAVI -EIC NET ECO LIFE-. All rights reserved.