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[海外エコニュース一覧]

【アメリカ】2003.12.04 発表

EPA 石炭火力発電所から排出されるSO2・NOxを規制

 EPAは12月4日、石炭火力発電所に対し、SO2とNOxの削減に向けた施設の改善を求める「州際大気質規則」案を公表した。
 「州際大気質規則」は、アメリカ東部におけるオゾン・粒子状物質汚染に大きく寄与している州に焦点を当てるもの。SO2については、2010年までに370万トン(現行レベルより40%減)、2015年以降にさらに230万トン(同70%減)削減する。NOxについては、2010年までに140万トン、2015年までにトータルで170万トン削減する(規則の対象となる30州における現行レベルより約50%減)。排出には恒久的な上限が設定され、これを増加させることはできない。 
 EPAは、「州際大気質規則」を2003年12月に正式に提案し、その後パブリック・コメントを募集する。最終規則の公表は2005年の予定。
 なお、石炭火力発電所から排出される水銀に関する規則も、12月15日までに提案される予定である。水銀規則では、キャップ・アンド・トレードが完全
に実施される2018年以降、15トン(現行レベルより70%減)を削減する。【EPA】

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