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【気象庁】2003.12.22 発表

オゾン破壊量過去最大だった2003年の南極オゾンホール消滅 

 気象庁は2003年12月22日付けで、「2003年の南極上空のオゾンホールが12月8日に消滅した」と発表した。
 同庁によると、2003年の南極のオゾンホールはその面積が過去2番目に大きい2,868万平方キロメートルに拡大したほか、オゾンホール内で破壊されたオゾンの総量(オゾン欠損量)は過去最大の9,960万トンを記録。また例年よりも発達時期が早かったことでも特徴があった。
 同庁は、この原因として7月下旬から9月上旬にかけて南極の成層圏にオゾン破壊を促進するマイナス78℃以下の領域が大きかったことをあげている。
 なお南極域上空のオゾンホールは依然として大きな規模での出現が続いていることから、同庁はモントリオール議定書に基づく取組みや、フロン回収破壊法によるフロン類回収を進めるなどのオゾン層保護対策を今後も積極的に推進する必要があると指摘した。
 通常オゾンホールは10月上旬までに最盛期を迎え、その後徐々に縮小する。【気象庁】

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