【EU】2003.12.10 発表
EUは、12月10日、輸送から生じる大気汚染に取り組むため、アメリカ、日本及び中国との協定に署名した。ミラノでのCOP9開催期間中に署名されたこの協定により、排気ガスの調査及び車両試験を共同で行うことができるようになる。また、輸送から生じる大気汚染を測定し、基準を策定するための共通の科学的基盤を構築することが期待される。今後、国際的な排気ガス基準の策定に向けた科学的な支援、EUの次期乗用車基準(EURO 5)の基盤ももたらされるであろう。
なお、ミラノでは、世界から集まった規制当局、産業界の関係者、科学者らが、排出測定及び試験の方法、排出基準、ヒトの健康への影響、並びに新しい燃料、エンジン、事後処理技術などについて検討した。【欧州委員会環境総局】
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