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[海外エコニュース一覧]

【国連】2003.12.11 発表

WHO 気候変動に関連する死者は既に15万人

 世界保健機構(WHO)は、12月11日、気候変動によって、既に2000年に15万人の死者が出ている とする報告書を公表した。「気候変動とヒトの健康-リスクと対応」と題された報告書は、ミラノのCOP9で公表されたもの。報告書は、気候変動の健康への影響は、10年、20年、あるいは50年先に生じる問題ではなく、今日生じている問題であると警鐘を鳴らす。
 最新のデータによると、世界の下痢の2.4%、マラリアの2%は気候変動に原因があるという。報告書は、気候変動が健康に及ぼしている、あるいは及ぼしそうな影響について分析し、政府や社会がどのように対応すべきか、特に保健分野に焦点を当てて書かれている。また、併せて、政府や保健当局、環境・気象機関向けに、地域レベル、国レベル及び地方レベルで、気候変動の影響に対する脆弱性や適応方法を分析する方法などを示すガイドラインも公表された。【WHO】

プレスリリース

http://www.who.int/mediacentre/releases/2003/pr91/en/

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