【フランス】2003.12.16 発表
1年間にわたる水政策改革全国討議の後、12月16日に、パリで総括会議が開催された。バシュロナルカン エコロジー・持続可能な開発大臣は、議員、業界団体、消費者協会、環境保護団体などの代表を前に、関係者全員の意見を踏まえ、今後、政府レベルで検討を進めるため、これまでの歩みについて説明した。
大臣は水政策改革に向けた主な方針を明らかにする。フランス国民の関心は、環境保護と協働にあり、技術的、財政的な提案を伴って、予防政策の強化につなげていかなければならない。干ばつと洪水の管理のためにも、環境面での改善は、水質改善に向けた戦略となるものである。資源の集団的管理も、質・量ともに重要なテーマである。既存の対策を強化し、関係者の責任を確認することも課題である。これらの主な方針は、政府の行動計画の策定の基礎として活用される。水政策の構築は、「市町村、流域委員会及び国」の3者で続けていくこととされている。【フランス エコロジー・持続可能な開発省】
http://www.environnement.gouv.fr/actua/com2003/decembre/16-conf3-eau.htm
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