【ドイツ】2004.01.08 発表
1月8日、ドイツ連邦環境庁は報告書「ドイツ連邦共和国における2003年のオゾン状況」を発表した。
これによると、昨年8月前半は、1990年にオゾン濃度の測定が始まって以来、最高の気温となり、その結果、大気中のオゾン濃度も高い値となった。しかし、昨年夏の時点で有効であった、旧EUオゾン指令におけるオゾン警報値(360マイクログラム/立方メートル)は超過せず、ドイツ政府のオゾン負荷削減政策が効果を挙げていることが示された結果となっている。
なお、昨年9月に施行されたEUの新オゾン指令では、オゾン警報値を240マイクログラム/立方メートルとすることが定められている。測定地点のうち、75ヵ所(計395時間)で、この値を超過している。【ドイツ連邦環境庁】
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