メインコンテンツ ここから

[海外エコニュース一覧]

【国連】2004.02.02 発表

UNDP報告書 自然災害は貧しい人々を襲う

 UNDPは、2月2日、貧しい国々において、自然災害にもっと備えができていたなら、数百万人の命が助かったかもしれない とする報告書を公表した。「災害リスクの削減:開発のためのチャレンジ」と題された報告書は、自然災害による被害と貧困が密接に関連している点を指摘する。
 報告書によると、自然災害による死亡者数(人口100万人当たり)が最も多いのは北朝鮮(605人)で、これにモザンビーク(328人)、アルメニア(324人)、スーダン、エチオピアが続く。UNDPは、被害が、単に自然の力で生じているわけではなく、「災害が起こる前に、政府がリスクを減らす努力をしていれば、災害の影響は大幅に削減することができる」点を強調している。また、開発計画の中に、災害への備えを盛り込むよう訴える。
 なお、報告書では、台風、洪水、地震及び干ばつという4つの自然災害について、国ごとに、被災人口、脆弱性などを測定・比較することができる「災害リスク指標」も提示されている。この指標は、UNDPが新たに開発したもの。【UNDP】


(PDF形式)

プレスリリース

http://www.undp.org/dpa/pressrelease/releases/2004/january/risk_disaster_1.pdf

記事に含まれる環境用語

関連情報

関連リンク

前のページへ戻る

【PR】

ログイン

ゲストさん、

[新規登録] [パスワードを確認]

エコナビアクションメニュー

【PR】

  • 東京環境工科専門学校 コラム連載中!
  • Arch Joint Vision
フォローする

【PR】