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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2004.02.04 発表

有害化学物質戦略見直しのための協議文書を発表

 イギリス政府は、化学物質戦略の改訂について、関係者から意見を求める協議文書「有害化学物質からのヒト及び環境の保護」を発表した。現行の化学物質戦略は1999年に策定されたもの。
 今回の協議文書は、合成・人工化学物質による悪影響から、ヒトの健康及び環境を保護する政策の効果を改善する提案を行うもので、特に、規制制度の下で承認を受けていない化学物質(既存の化学物質)の問題を扱っている。また、イギリス化学物質関係者フォーラムの性格や構成、任務、他の関係団体との対話方法などについても意見を求める。同フォーラムは、1999年の化学物質戦略に基づいて設立された団体で、産業化学物質がヒトの健康や環境に及ぼすリスクについて調査し、産業界の取組みを促すとともに、政府に化学物質政策に関するアドバイスを行っている。
 なお、化学物質戦略の見直しが必要となった背景には、EUの化学物質法令の進展が遅れていることがある。EUで現在交渉中の新システム「REACH」は、完全に発効するまでには何年もかかる見通しだ。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

プレスリリース

http://www.defra.gov.uk/news/2004/040204a.htm

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