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【フランス】2004.02.04 発表

国内排出割当計画の策定作業は2月末まで続く

 フランス エコロジー・持続可能な開発省のバシュロナルカン大臣は、2月4日、同省が開催する、排出量取引市場の創設に関する会議に出席。現在、国内企業に排出枠を割り当てる計画を策定中で、作業は2月末に完了するという見通しを述べた。
 同大臣は、気候変動対策は、2004年の優先課題の一つと強調する。EUの温室効果ガス排出取引市場が、2005年1月1日からスタートすることを踏まえ、フランスでも、2005年~2007年期について、企業に排出枠を割り当てる計画を、関係省庁が産業界と協議しながら策定している。この国内割当計画は、2月に作業が終了した後、独立委員会で検討され、公衆協議にも付される。
欧州委員会には、2004年3月31日までに、この計画を提出しなければならない。
 同大臣は、EUの排出取引指令で示されていない、市場の詳細についても検討していく必要性を指摘。まだ残っている課題として、企業間の取引を規制する安全規則、企業に有益な情報の提供、新たな市場に不慣れな中小企業への対策などを挙げた。【フランス エコロジー・持続可能な開発省】

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