【ドイツ】2004.02.06 発表
2月6日、ドイツ南部のバイエルン州のUnterhachingにおいて、地下3000メートルにある熱水(100~120度)を利用する地熱発電のためのボーリングが始まった。遅くとも2006年には、電気と熱の生産を開始する予定である。
プロジェクトには、カリーナサイクルが用いられる。これは、温度が比較的低い地下水などの熱を、高効率で電気に転換するシステムであり、ドイツで初めて導入される。プロジェクトには、ドイツ連邦環境省も500万ユーロ(6億5000万円)を融資している。
ドイツでは、再生可能エネルギー法により、地熱発電の買取価格がさらに改善される。同プロジェクトに対しては、15セント/キロワット時の購入価格が適応される。【ドイツ連邦環境省】
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