【ドイツ】2004.02.10 発表
2月10日、ドイツ連邦のトリッティン環境大臣は、政府の諮問機関である環境問題専門家委員会(SRU)が発行した所見「北海とバルト海における海洋環境保全」を紹介した。
所見では、1980年に公表された初の所見「北海における環境問題」以降、国際協力は多くの成果を挙げているにも関わらず、両海洋の保全は緊急課題であるとしている。そして、この保全のために、ヨーロッパレベルと国レベルで平行し、環境政策以外の政策に環境の視点を組み込んでいくことの重要性が強調されている。例えば、両海洋における富栄養化問題の解決のためのEU農業政策改革の実現、漁業政策における環境基準の改善と実行、有害物質の流入対策のための国際協力があげられている。【ドイツ連邦環境省】
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