【イギリス】2004.02.10 発表
これまで農家には一部免除されていた地下水課徴金が、イングランドとウェールズで2004年4月1日から適用されることになった。
1998年地下水規制規則に基づき、リストに記載された特定の物質(適切に処理されないと、飲料用の地下水や野生生物の生息地に深刻な影響を及ぼすおそれがある物質)を廃棄するためには、許可を得なければならない。これまでは、農家に対しては、一律85ポンド(1万6500円)を支払えば、4年間、洗羊液などリストに記載された有害物質を土地に捨てることができるという特例が認められていたが、今後は、毎年、地下水課徴金を支払うこととなる。年間の課徴金は、約129.15ポンド(約2万5000円)となる見こみ。
なお、課徴金の収入は、地下水保護のためのサンプリング調査や分析、アドバイスを与える専門家の派遣、情報システムの維持管理などに活用される。【イギリス環境・食糧・地方事業省】
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