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[海外エコニュース一覧]

【オランダ】2004.02.12 発表

アジア向け廃棄物の違法輸出を差し押さえ

 過去数ヶ月の間に、オランダの税関及び環境検査官は、ロッテルダム港において、900トンもの違法な一般廃棄物を差し押さえた。51箱分のコンテナは、アイルランドから運び込まれたもので、インド及びシンガポールに向けて輸出されるところだった。
 積荷に添付されていた書類には、紙ごみだと書かれていたが、検査により、プラスチック・ボトルやカーペット、空き缶、洗剤の容器などが含まれていることが分かった。アイルランドからの一般廃棄物の輸出は、同国の埋立処分場が逼迫するにつれ、増加してきている。アイルランドは、廃棄処理よりもリサイクルに力を入れているが、民間の廃棄物処理会社の手に渡り、アジアに輸出される一般廃棄物の量はどんどん増加している。
 今回の件については、環境検査官は、企業の責任を追及し、アイルランド当局にコンテナを回収するよう求めた。この週、最後のコンテナがアイルランドに戻る。また、警察は、関係企業を起訴した。【オランダ住宅・国土計画・環境省】(英語版)

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