【アメリカ】2004.03.03 発表
EPAは、「アメリカの温室効果ガス排出及びシンクに関するインベントリー:1990-2002」の草案を公表し、30日間のパブリック・コメントに付した。
今年の報告書のポイントとしては、2001年から2002年までの間に、温室効果ガスの総排出量が僅かだが、0.7%増加したことが挙げられる。この原因は、主に、2002年における緩やかな経済成長によって、電力や化石燃料の需要が増加したことにある。また、2002年の夏が暑く、電力や化石燃料に対する需要が増加したことも、2つめの原因として挙げられる。
全体的に見て、アメリカの温室効果ガス総排出量は、1990年から2002年までの間に13%増加した。なおこの間、アメリカ経済は、42%成長している。2002年の6種類の温室効果ガスの総排出量は、CO2換算で69億3400万トンであった。【EPA】
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