2003年環境青年大統領賞の表彰が、4月22日に行われた。この賞は、地域の環境の保護、および環境に関する意識の向上に資するプロジェクトを策定した、幼稚園から12年生（高校3年生）までの生徒を表彰するもの。1971年に創設されてから、毎年表彰が行われている。
　今回の表彰の対象となったプロジェクトには、リサイクル・環境教育の開始が、リサイクル資源を活用した「グリーンな」校庭づくりにつながった事例、使用済みオイル・フィルターの破砕と廃油リサイクルのメリットを実証する科学プロジェクトを実施し、地域で結果を共有する事業、新たな歩道・自転車道の設置などがある。
　選考は、EPAの10の地方部局に送られた申請に対し、地方部局の委員会が、環境上の必要性、目標の達成、長期的な環境上の利益および地域への効果について判断した。また、プロジェクトのデザイン、協調性、実施、革新性、アプローチの適切性、および生徒によるプレゼンテーションの有効性についても考慮した。【ＥＰＡ】