【アメリカ】2004.04.22 発表
EPAは、ガソリン中の硫黄レベルの削減に関する「第2段階ガソリン硫黄プログラム」について、予定通り、大気質を改善できる見通しであることを明らかにした。第2段階排気ガス基準を満たす自動車は、現在の自動車やトラックと比べて、77~95%もクリーンになる。また、同プログラムにより、ガソリン中の硫黄分は90%減少することとなる。
EPAは、4月22日に、石油精製事業者団体と会合を開催し、第2段階自動車・ガソリン硫黄プログラムの遵守に向け、クリーン燃料クレジットについて話し合った。クリーン燃料クレジットは市場で購入することができ、また取引することができる。数人の輸入事業者によって、燃料供給事業者が2004年の低硫黄化目標を達成できなくとも、2005年及び2006年に一層の削減に取り組めば許されるという「負債の繰越」が提案されていた。EPAがこの案を考慮しているのではないかという憶測もあったが、EPAはこの案を拒否し、プログラムをスケジュールどおり、完全に実施することを確認した。【EPA】
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