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[海外エコニュース一覧]

【ドイツ】2004.05.04 発表

バイオマス利用の潜在力を証明

 バイオマスのエネルギー利用の可能性をまとめた研究「バイオマスの持続可能なエネルギー利用に関する分析」が終了し、概要をまとめたパンフレットが発表された。これは、ドイツ連邦環境省の委託により、エコ研究所が2年半の歳月をかけて行った研究である。他に8研究所から25人の研究者が参加している。研究結果の概要は、次のとおり。
●バイオマスは、電力利用、熱利用及び乗用車の燃料利用の分野で、2020年までに、全体の約10%を供給することが可能。2030年には、電力の16%、乗用車燃料の15%の供給が可能。
●エネルギー源としてのバイオマスの利用は、2030年までに約20万人分の雇用を創出する。特に、農村地域とエンジニア分野の可能性が高い。
 ドイツでは、バイオマス発電は、2000年以降、倍増しており、現在は約60億キロワット時となっている。乗用車のためのバイオ燃料は、65万トンである。連邦政府は、再生可能エネルギーによる電力供給を2010年までに少なくとも12.5%、2020までに20%、2050年までに50%にすることを目標にしている。【ドイツ連邦環境省】

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