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【農林水産省】2004.05.21 発表

5つの食品中有害汚染物質について対策行動計画策定

 農林水産省は食品に含まれる5つの有害汚染物質−−カドミウム、水銀、ダイオキシン類、かび毒、アクリルアミドに対する施策を進めるために、2003年度に続き2004年度行動計画を策定した。
 カドミウム、ダイオキシン類のような汚染物質は、環境中に拡散して存在しているため、生産者が意図していなくても多種類の食品に混入し一定量以上を長期間摂取し続けると、人の健康に悪影響を及ぼす危険性がある。
 このため同省は2003年9月にこの5物質について物質ごとに省内横断的な組織による対策検討チームを設置し、同年12月にこのうちのカドミウム、水銀、ダイオキシン類、麦のかび毒−−の4物質についての行動計画を策定していたが、2004度はアクリルアミドや麦以外のかび毒も含め、5物質すべての行動計画を策定した。
 なお新たに行動計画が策定されたアクリルアミドは排水中の沈殿物凝集剤、下水道工事の際の土壌凝固剤などに使われる物質で、発がん性の疑いがある。2002年にスウェーデン政府の報告で、アミノ酸の一種アスパラギンと還元糖を多く含む食品を高温加熱すると、比較的高濃度で生成されることが指摘された。
 ただし正確な毒性がわかっていない段階であることから、「行動計画」では(1)リスクに関する国内外の情報収集、(2)加工食品中の含有実態把握、(3)生成に関する基礎研究や低減技術の推進、(4)情報提供とリスクコミュニケーション−−が盛り込まれた。【農林水産省】

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