【国連】2004.05.07 発表
コソボ紛争で、紛争による環境被害が著しく、緊急浄化措置が必要だと認定された「ホットスポット」のうち、2ヵ所につき浄化作業が完了した。また、他の2ヵ所のホットスポットについても、懸念は大幅に減少した。このプロジェクトの結果、数万人に清浄な飲料水が確保され、数百トンの有害廃棄物が浄化された。また、環境管理能力も強化された。 バルカンでの環境浄化作業は、紛争後の浄化作業として、国連が初めて手がけたものである。コソボ紛争後、4年にわたって作業が行なわれ、事業費は計1250万ドル(15億円)に及んだ。この事業には、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツなど10カ国が資金を提供した。
なおUNEPの浄化作業の終了に伴い、5月7日をもって、浄化プログラムは、セルビア共和国政府に引き継がれた。【UNEP】
http://www.unep.org/Documents.Multilingual/Default.asp?DocumentID=397&ArticleID=4510&l=en
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