【ドイツ】2004.05.11 発表
ドイツ連邦政府は、EUの都市排水処理指令の実施状況を欧州委員会に報告した。これによると、連邦政府は、1991年以降、河川へ流入するリンを90%、窒素を76.5%削減することに達成した。特に、地方自治体での取り組みが評価できるという。
また、EUの報告書においては、ドイツは、オランダ、デンマーク、オーストリアと並び、取り組みが評価されている。一方で、EU新規加盟国を中心に、河川保全対策が遅れている国々も目立ち、緊急に対策が必要である。トリッティン環境大臣は、「今後は、特に農業による土壌への富栄養化要素の混入対策が課題となる」とコメントした。【ドイツ連邦環境省】
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