【アメリカ】2004.05.27 発表
EPAは、商業用ビルのエネルギー使用による大気汚染を削減するため、エネルギー・スター・プログラムの対象を新規の商業用ビルにまで拡大し、エネルギー効率性の高いビルの設計を促進する。
商業用ビルは、国内の温室効果ガス排出の約20%を占めており、エネルギー・スターの対象を新規のビルに拡大することは、大統領の全国エネルギー政策において示された勧告に従うものである。
エネルギー・スター・ラベルを獲得した建造物は、標準的な建造物よりもエネルギー使用量が約40%少ない。EPAは、今回の指定対象への追加により、エネルギー効率のよい、質の高い商業ビルを目指した設計に対する関心が高まることを期待している。エネルギー・スター・ラベルを得ることのできる建造物は、操業から1年以上経過するもので、EPAのエネルギー効率評価基準(100点満点)で75点以上を獲得したものとされている。【EPA】
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