【フランス】2004.05.28 発表
EUの水浴場指令に基づき、海水浴場と淡水浴場の水質検査が、保健社会保護省の地方支部(DDASS)により実施された。この検査は、主に、衛生上のリスクを防止するため、水浴場の水質(微生物など)を調べることが中心である。
2003年の水浴シーズンを通じ、都市部と海外県の1844市町村、3278ヵ所(海水地区1873、淡水地区1405)で検査が行なわれた。現行の規制(水質基準とサンプリング回数)を満たした水浴場の割合は1976年の70%から、2003年には95,3%(海水96,2%、淡水94,2%)に推移した。この結果から、水浴場の水質の向上が読み取れるが、DDASSの検査回数の増加は水浴場の監視効果を高めている。
2003年に基準に達しなかった水浴場は全体の4,7%。関連する地方公共団体は汚染原因の管理と予防を強化する。【フランス エコロジー・持続可能な開発省】
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