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[海外エコニュース一覧]

【EU】2004.06.01 発表

欧州委員会 2003年度の水浴場水質報告を公表

 夏の休暇シーズンを前に、欧州委員会は欧州の水浴場の水質に関する年次報告を発表した。全体的な状況は良好で、既加盟国15カ国における水浴場の水質は、引き続き向上している。この年次報告は1976年の水浴場指令の要求事項に基づくもの。
 2003年において、既加盟国15カ国の19371ヵ所の水浴場のうち、海岸部(全体の7割)の96.8%、淡水域(全体の3割)の92.3%は指令の基準に適合しており、この割合は、いずれも前年より1%ずつ上昇している。ここ数年の好ましい傾向が、はっきりと現れている。また、多くの加盟国は、指令に基づく水質基準及びモニタリングの要求事項をほぼ完全に遵守している。しかし、懸念される傾向がないわけではなく、加盟国の中には、問題のある場所を遊泳禁止又は格下げするに留まり、汚染源を除去しないものがある。
 なお、欧州委員会が2002年10月に提出した水浴場指令の改正案は、欧州議会による第1読会を終え、閣僚理事会により議論されている。【欧州委員会環境総局】

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