【国連】2004.06.02 発表
ギリシアのオリンピックテニスセンターにて、6月2日、2004年アテネオリンピック・パラリンピック委員会とUNEPの間で、オリンピックにおける環境配慮についての覚書が交わされた。
UNEPは、1994年よりスポーツと環境プログラムを開始し、世界規模でのスポーツイベントの際の環境配慮を促進すること、及びスポーツを通じ環境への配慮を喚起する試みを続けている。1994年、UNEPと国際オリンピック委員会(IOC)は協力協定を締結し、IOCにスポーツと環境委員会が設立された。2003年のUNEP管理理事会においては、スポーツと環境に関する長期的戦略が採択され、今やオリンピック開催地として選ばれるためには、環境は主要な要因の一つとなっている。今回の覚書締結はこの流れを酌むものである。
アテネ・オリンピックに関する覚書締結に加え、UNEPのテプファー事務局長は、2012年のオリンピック開催地候補である5都市、パリ、ニューヨーク、モスクワ、ロンドン、マドリッドに対して、環境配慮の重要性とそれについてのUNEPの協力を申し出る信書を送付した。【UNEP】
http://www.unep.org/Documents.Multilingual/Default.asp?DocumentID=399&ArticleID=4532&l=en
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