【ドイツ】2004.06.16 発表
6月16日、ドイツのトリッティン環境大臣は、PCB利用を2010年までに廃止することを取り決めたEU指令(1996年施行)を、既にほぼ達成したことを発表した。報告によると、既に5州はPCBを完全に処理、2州には特別許可を備えたPCB含有機材が残っている。その他の州では、わずかなPCB含有機材と廃棄処理を待っているPCBが残っている。しかし、これらのPCBは、環境に配慮して処理することが保証されている。約10年前には、国内に30万トン以上あったPCBのうち、99%が既に処理されたことになる。
ドイツでは、このEU指令を、2000年6月26日に施行されたPCB廃棄物令によって、国内法に転換している。【ドイツ連邦環境省】
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