【農林水産省】2004.06.30 発表
平成16年6月30日に開催された第4回高病原性鳥インフルエンザ感染経路究明チーム検討会で、国内で発生した高病原性鳥インフルエンザによる鶏大量死4例の感染経路に関する報告書がまとまった。
報告は、4例が発生した場所はいずれも、カモなど渡りをする水きん類が飛来する水辺が近所にあり、H5N1型(注)の高病原性鳥インフルエンザ感染事例が発生した韓国、中国などから渡り鳥がやってきてウイルスを持ち込んだ可能性があると推測。
しかし水きん類が直接鶏舎内に侵入するとは考えにくいことから、感染した渡り鳥の糞に接触したスズメ、カラス、ネズミ、人の靴についた土などを介して、鶏舎にウイルスが持ち込まれた可能性があると結論した。
またこの結論を踏まえ、今後の予防対策として、(1)養鶏場での野鳥、野生動物、衛生害虫対策の強化、(2)養鶏場や鶏舎内出入口での消毒や従業員に対する衛生管理教育の徹底、(3)通年的なモニタリング検査の実施、(4)発生国からの鳥類の輸入禁止、(5)アジアの他の発生国との共同研究や技術協力の推進−−に取り組んでいく必要があるとしている。
(注)鳥インフルエンザウイルスはたんぱく質の違いからA・B・C型の3つに分類され、A型ウイルスはさらにウイルスの表面に存在する突起上のH(赤血球凝集素)とN(ノイラミニダーゼ)に対する抗体の型で分類されている。HではH1~15の15型、NではN1~9の9型が知られている。【農林水産省】
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20040630press_11.htm
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