【フランス】2004.06.23 発表
フランスのラファラン首相は、持続可能な開発省庁間代表という新たなポストを創設するデクレを発表した。
環境憲章に関する憲法案により、公共政策において、持続可能な開発に関する取組みは重要なものとなってきており、政府全体の行動と連携の強化が求められている。このため、首相の下、持続可能な開発省庁間代表というポストが設置される。
持続可能な開発省庁間代表は、持続可能な開発に向けた、国の行政全体の取組みを調整し、鼓舞する役割を負い、公共機関の行動の連携に貢献する。また、教育やコミュニケーション、評価の実施も担当する。特に、各省庁の持続可能な開発担当上級職の連携、活性化も行なう。省庁間代表は、持続可能な開発全国会議の作業プログラムの策定、及び持続可能な開発目標に関する調査研究プログラムの策定にも参加する。
これらの業務を実施するため、省庁間代表は、第一段階として持続可能な開発担当省の業務及び温室効果省庁間業務を整理する。必要に応じ各省の協力を要請する。【フランス エコロジー・持続可能な開発省】
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