【オランダ】2004.07.01 発表
オランダのケース・フェールマン農業大臣、環境担当のファン・へール国務大臣は、同国の肥料規制をめぐり、欧州委員会のヴァルストローム環境委員との間で合意に漕ぎ着けた。オランダの肥料政策をめぐっては、欧州委員会との間で10年にわたる論争が続いていたが、これに決着がついた。
欧州司法裁判所は、2003年10月、オランダの肥料政策は、EUの硝酸塩指令の要求事項を満たしていないという判決を下している。これにより、オランダは、新たな肥料政策を立案しなければならなくなった。今回の欧州委員会との合意により、これまでのミネラル分申告制度(MINAS)は、窒素とリン酸肥料の使用の上限を設定する新たな制度に代わることとなった。新肥料政策は、2006年1月1日から導入される。【オランダ住宅・国土計画・環境省】(英語版)
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