EPAは、海浜浄化計画の一環として、全国の海岸における水質のモニタリングに関する基準を改善するための規則案を公表した。
　沿岸域（五大湖を含む）にある35の州および準州のうち、10州が沿岸全域においてEPAが勧告したクライテリアを既に採用し、17が採用の過程にある。残りの州は一部の沿岸にしか採用しておらず、何らの措置も講じていない州もわずかだがある。EPAは、より厳しい健康基準を採用している州は、最終規則の対象から除外する予定である。今回の提案は30日のパブリック・コメントに付され、最終的な基準が今秋初めに公表される予定である。
　「2000年海浜環境アセスメント及び沿岸地域の健康に関する法律」は、沿岸域の州に対し、2004年4月10日までに、EPAの最新のバクテリア基準を採用するよう求めている。また同法は、EPAに対し、かかる期限を遵守しなかった州に対して適用される連邦規則を提案するよう求めている。EPAは、このような州に対し、大腸菌および腸球菌に関する基準を公表する。【ＥＰＡ】