【気象庁】2004.08.04 発表
気象庁と神戸海洋気象台は平成16年8月4日、本州南方の黒潮が東海沖で大きく離岸する大蛇行型流路に達し、この状態が今後数か月継続する見込みとなったと発表した。
黒潮の蛇行は15年末に九州の東の海域で発生し、その後徐々に東に移動し、今回東海沖まで大きく発達したもの。
気象庁では、黒潮の流れが最南下した時期に海面水位も最も高まるという過去の観測例から、16年7月1日に「黒潮の蛇行が東海沖に達した場合、東海から関東地方沿岸の海面水位上昇が発生する可能性がある」との警告を出していたが、4日の発表によると、すでに大蛇行の影響とみられる海面水位上昇が紀伊半島東岸から東海地方にかけて観測されているという。
日本沿岸の海面水位は黒潮の蛇行が始まる前の15年夏から、過去100年間で最も高くなっている状態が続いており、これに黒潮大蛇行の影響が加わることから浸水などに対する注意が必要だ。
なお、現在の海面水位の上昇には地球温暖化や海流の変動などの要因が関与しているとみられているが、それぞれの要因が水位上昇にどの程度寄与しているかについてはまだ解明されていない。【海上保安庁】
http://www.jma.go.jp/JMA_HP/jma/press/0408/04a/kairyuu3.pdf
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