【原子力安全・保安院】2004.08.09 発表
定格熱出力一定運転中だった美浜原子力発電所3号機(加圧水型、定格電気出力82万6,000キロワット)で、平成16年8月9日15時28分、蒸気発生器の水位低下と蒸気発生器に供給する給水流量が蒸気流量よりも少ないときに発せられる警報が鳴り、原子炉が自動停止。
また現場近くで定期検査の準備作業を行っていた協力会社の作業員11人が負傷し、病院に搬送されたがうち4人が死亡する事故となった。
現地の原子力保安検査官による現場確認の結果では、タービン建屋2階の天井付近にある復水配管が破損しているのが確認された。作業員らの負傷は破損した配管から噴出した高温の蒸気をあびたためとみられる。
なお、破損した配管は2次冷却系の配管で、漏えいした蒸気には放射性物質は含まれておらず、発電所内の各排気筒モニタ、野外モニタの数値にも異常はみられなかった。
このため原子力安全・保安院では、周辺環境への放射能の影響はないとしている。【原子力安全・保安院】
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