【国連】2004.08.02 発表
ハワイのブルー・オーシャン研究所、UNEP地域海洋プログラム、及びインド洋−東南アジア・ウミガメ事務局による小冊子「魚を捕まえ、カメを捕まえない漁法−延縄を使って−」が公表された。
ウミガメは、エコツアーでも人気の高い生き物であり、ヒメウミガメなど、2億年以上前から地球上に生息している種もある。しかし、絶滅のおそれの高いウミガメ類は、混獲が懸念されている。
この小冊子では、よく使われているJ型フックではなく、大型円形フックを使用したり、延縄を40m以上沈めたりすると、ウミガメの混獲を削減できることが示されている。また、針につける餌、発光ダイオードや音響装置などの機器の利用、捕まってしまったウミガメの放し方などについても紹介している。
小冊子は、英語版、日本語版、スペイン語版がある。【UNEP】
http://www.unep.org/Documents.Multilingual/Default.asp?DocumentID=403&ArticleID=4575&l=en
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