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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2004.08.11 発表

オランダ、スウェーデンなど欧州9カ国 イギリスの温室効果ガス排出取引用ソフトウェアを利用へ

 オランダ、スウェーデンなど欧州9カ国が、イギリスの電子排出取引登録ソフトウェア「排出取引の準備のための温室効果ガス登録簿(GRETA)」を利用することが明らかになった。
 今回、イギリス環境・食糧・地方事業省との間で、登録簿に関する協力のための覚書に合意したのは、デンマーク、フィンランド、イタリア、オランダ、スウェーデン、スロベニア、リトアニア、アイルランド(以上、EU加盟国)、及びノルウェーの9カ国。スェーデン、オランダ、デンマーク及びノルウェーは、今週中にも、このソフトウェアのライセンス契約に調印する予定で、他国も今月中に続く予定である。
 同省は、今後も、ソフトウェアの開発を続け、GRETAシステムのサポート・サービスを提供していく。
 EU排出取引スキームは、2005年1月にスタートする予定であり、EU加盟国は、2004年秋までに、登録簿を用意するよう義務付けられている。京都議定書の下での排出取引は、2008年1月からのスタートを予定しているが、来年の初頭には、GRETAは国連とEU双方の要求事項を完全に満たせるようになる。
 イギリスのモーレイ環境大臣は、今回の合意は、EU排出取引スキームのスタートに向けた一里塚だと歓迎し、コストを削減できるように行われてきた過去18ヶ月の検討の成果であると述べた。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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