【原子力安全・保安院】2004.09.07 発表
関西電力(株)は同社高浜原発4号機(加圧水型軽水炉、定格電気出力87万キロワット)で定期検査中に確認された、蒸気発生器伝熱管の損傷について、原因究明と対策を示した報告書をまとめ、平成16年9月7日に原子力安全・保安院に提出した。
高浜原発4号機では6年8月10日から実施している定期検査の中で、3基ある蒸気発生器の伝熱管の全1万97本を検査したところ、うち339本の伝熱管に外面減肉を示す信号が表示された。
信号が表示された箇所はいずれも、平成2年に振止め金具の不具合により摩耗減肉がみつかり、すでに金具の取り替えを実施済みの箇所で、過去のデータと照合した結果では取り替え以降に摩耗減肉は進展していなかった。
関電は信号表示の原因を、今回の検査から導入した新型渦流探傷検査装置の測定精度がこれまの装置より高かったためと推定。
対策としては信号表示が認められた伝熱管を機械式栓で施栓し、使用しないとした。
なお原子力安全・保安院ではこの報告書の内容を妥当としている。【原子力安全・保安院】
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