【アメリカ】2004.08.26 発表
EPA、ダイムラークライスラーおよびUPS(訳注:大手宅配便会社)は、燃料電池を搭載した配達用中型車両を全国で初めて利用することを公表した。これにより、EPAの全国自動車・燃料排出物質研究所が2003年5月に立ち上げた、燃料電池試験プログラムの第2段階が開始されたこととなる。
UPSは今回、ミシガン州およびカリフォルニア州において、ダイムラークライスラーの燃料電池搭載型バン「スプリンター」を商業的に利用する。このように大型の車両を商業サービスに投入することにより、現実の世界で燃料電池の性能および耐久性を評価し、安全かつ費用効果的な燃料供給方法などについて、1年を通じた状態をチェックすることができる。
ブッシュ大統領は、水素燃料を将来、活用して行こうという国家的な挑戦を打ち出しているが、今回の取組みは、これに対応するものである。【EPA】
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