【ドイツ】2004.09.01 発表
ドイツ連邦環境省は、9月1日、連邦環境庁が実施した研究プロジェクト「新化学物質規制の費用と便益に関する分析」の結果について発表した。これは、EUの新化学物質規制「REACH」を企業が実行した場合、どのような影響があるかを研究したものである。結論としては、REACHによって、現行のEUの化学物質規制では不十分な化学物質の検査体制が強化され、安全な物質が、市場で、より大きなチャンスを得て、利益を上げることができるとしている。
9月1日には、ベルリンで、「REACHへの投資−安全な化学物質の未来へのスタート」と題したワークショップが開催され、産業界、市民団体、公的機関や欧州委員会からの代表者が参加した。ワークショップの目玉は、この研究プロジェクトであった。【ドイツ連邦環境省】
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