【原子力安全・保安院】2004.09.21 発表
定期検査中の北海道電力(株)泊原子力発電所1号機(加圧水型軽水炉、定格出力57万9,000キロワット)で、蒸気発生器伝熱管の全配管6,764本に対し高性能渦流探傷検査(ECT)を実施したところ、56本の伝熱管に肉厚の20%以上の減肉が生じていることを示す信号が認められた。
信号が表示された箇所はいずれも、平成4年に摩耗減肉対策として振止め金具の取り替えを実施済みの箇所で、過去のデータと照合した結果では取り替え以降に摩耗減肉は進展していなかった。
北電は信号表示の原因を、1号機の検査に今回はじめて使用した高性能渦流探傷検査装置の測定精度が高く、過去の摩耗減肉を捉えたためと推定。
対策としては信号表示が認められた伝熱管を機械式栓で施栓し、使用しないとした。
なお原子力安全・保安院ではこの報告書の内容を妥当としている。【原子力安全・保安院】
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