メインコンテンツ ここから

[海外エコニュース一覧]

【国連】2004.09.14 発表

世界で都市化が急速に進行 2030年までに世界人口の6割は都市に住むことに

 国連人間居住計画は、急激な都市化を予測する報告書を公表した。
 報告書「世界の都市の現状 2004/2005」によると、2030年までに世界人口の60%が都市に住むようになるという。特に、アジア太平洋地域では、前代未聞のスピードで「超都市化」が進んでいる。
 都市化の要因としては、アジア太平洋地域では、経済成長と新たな交通インフラの整備が挙げられる。また、地方部の貧困や死亡率の高さも重要な要因となっている。
 これまで、都市に住むメリットとして、収入の増加、識字率の上昇、乳児死亡率の低下、社会サービスやインフラへのアクセスなどが挙げられてきたが、急速な都市化により、こうしたメリットに疑問が生じてきている。国連のアナン事務局長は、「多くの都市は、貧困増加、不公平や格差の拡大、地域レベルでの政治腐敗の蔓延、都市犯罪や暴力の増加、生活環境の悪化といった問題に直面している」と述べた。【国連人間居住計画】

プレスリリース

http://www.unhabitat.org/mediacentre/sowc_launch.asp

記事に含まれる環境用語

関連情報

関連リンク

前のページへ戻る

【PR】

ログイン

ゲストさん、

[新規登録] [パスワードを確認]

エコナビアクションメニュー

【PR】

  • 東京環境工科専門学校 コラム連載中!
  • Arch Joint Vision
フォローする

【PR】