【ドイツ】2004.09.21 発表
ドイツ連邦政府は、9月21日、欧州司法裁判所に、欧州委員会を訴える訴訟を起こした。これは、7月に、欧州委員会が、ドイツの排出枠国内割当計画(NAP)を承認したものの、ドイツが、施設管理者の元々の排出量の申告が不適切であったなどの場合に、排出権の超過分を事後的に調整する(没収する)と規定したところ、欧州委員会がこの規定について訂正を求めた件を無効とするよう求める訴訟である。
ドイツ連邦政府は、この問題を解決するため、欧州委員会と話し合いを進めてきたが、9月22日の期限までに解決できないことが明らかとなったため、訴訟に踏み切った。【ドイツ連邦環境省】
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