【国連】2004.09.27 発表
UNEPの「中欧・東欧 持続可能な金融報告書」によって、急速に拡大しつつある中欧・東欧の金融セクターは、少しずつではあるが、事業に持続可能性の視点を組み込む必要性に気づき始めていることが明らかとなった。
同報告書は、中欧・東欧圏の26の主要銀行や金融機関の調査結果をまとめたもの。報告書によると、当該地域の80%以上の銀行は、今後5年間で、持続可能性に関する問題が最も重要になると認識しているものの、持続可能な金融の実践については遅れていることがわかった。
なお、この報告書は、9月27日にハンガリーのブダペストで設立された「UNEP金融イニシアティブ 中欧・東欧作業部会」のために策定された。この作業部会は、主要な金融機関、NGO、政府間機関、研究機関等で構成されており、中欧・東欧圏において、持続可能な金融の実践を支援し、促進することを目指している。【UNEP】
http://www.unep.org/Documents.Multilingual/Default.asp?DocumentID=404&ArticleID=4606&l=en
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