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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2004.10.05 発表

2003年の河川の水質状況を公表

 イギリスで、2003年の河川の水質状況を示す指標が発表された。河川水質指標は、15の主要指数から構成される「持続可能な開発ヘッドライン指標」のひとつでもある。
 報告によると、イギリスの河川・運河のうち、化学的水質が「優良」あるいは「良好」であったのは95%、また、生物学的水質が「優良」あるいは「良好」であったのは96%という結果が出た。大まかな傾向としては、2000年以降は微妙な改善に留まっているが、1990年と比較した場合には、はっきりとした改善傾向にある。
 なお、上記の調査体制は、化学的水質については70年代、生物学的水質については80年代・90年代に発展したものである。今後、改善が必要な点として、農業や道路、都市部などの拡散型排出源による水質汚染に関するモニタリングが指摘されている。イギリスは、EU水枠組み指令の国内での実施に積極的に取組んでおり、政府は、同指令が規定する監視システムを2006年末までに導入する予定である。それに合わせて、今後、指標のあり方についても、見直す予定である。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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