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【水産庁】2004.11.04 発表

ヤリイカ太平洋系群南部についての「資源回復計画」を作成

 水産庁は太平洋南部のヤリイカ資源の回復をめざした「ヤリイカ太平洋系群(南部)資源回復計画」を2004年11月4日までに作成した。
 「資源回復計画」は悪化傾向にある日本周辺水域の水産資源の回復を漁業関係者や行政が一体となって取組むために策定されるもので、複数県にまたがり分布する資源については国が、分布が一都道府県内にとどまる場合は都道府県が計画を作成することになっている。
 ヤリイカ太平洋系群の資源状態は、主に漁獲している2そうびき沖合底びき網漁業で89年には2000トンを超える漁獲があったのに対し、90年代以降は500トン未満まで減少しており、資源量減少が目立つことから、今回計画が策定されることになった。
 なお「計画」の内容は、2そうびき沖合底びき網漁業4隻を減船するとともに、保護区域を設定(関係県と協議中)するもの。
 これらの資源回復措置実施後5年間で、漁獲量を2003年漁獲量の211トンから約470トンまで回復させることを目指すとしている。【水産庁】

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