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【水産庁】2004.11.04 発表

鯨類捕獲調査と連携し、南極海での総合的な生態系調査実施へ

 水産庁は2004年12月6日から2005年3月22日まで、同庁の漁業調査船開洋丸を使い、南極海で鯨類の餌生物ナンキョクオキアミを中心とした生態系調査を実施することにした。
 南極海はナンキョクオキアミを主たる餌として、鯨類をはじめとする豊富な捕食者群が維持されるという特徴的な生態系の構造を持っているが、これまで、ナンキョクオキアミから鯨類に至る生態系全体や海洋環境を総合的に調査した事例はほとんどなかった。
 今回の調査は、水産庁が1987/88年から実施している南極海での鯨類捕獲調査(JARPA)と連携して行うもので、海洋環境や動物プランクトンなど食物連鎖の下位にいる生物の分布・生物量に関する情報を収集し、捕獲調査で得られる南氷洋鯨類の分布・食性、摂餌量のデータとあわせ、南極海生態系の構造・機能の総合的な解明を行うとしている。また、南極海の環境変動が鯨類・オキアミに及ぼす影響について基礎資料を収集することもめざしている。【水産庁】

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