【イギリス】2004.11.01 発表
イギリスのモーレイ環境大臣は、11月1日、スーパーなど小売店からの包装廃棄物を削減するため、包装デザインの改革を促進する「廃棄物最小化革新基金」を創設することを発表した。
廃棄物・資源行動プログラム(WRAP)の調査によれば、イギリスでは、埋立処分される家庭廃棄物のうちの40%は、スーパーやコンビニなどの小売店で購入されたものだという。今回創設された基金は、2006年3月までに、こうした廃棄物を31万トン削減することを目指す。
基金の総額は、800万ポンド(15億6000万円)で、WRAPによって管理される。WRAPは、スーパーや物流チェーンと協力しながら、廃棄物を削減できるような革新的な商品や包装の開発を進めていきたいとしており、事業提案を募集している。【イギリス環境・食糧・地方事業省】
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