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【文部科学省】2004.11.15 発表

甲南大が放射性同位元素の不適切管理について原因と再発防止策を報告

 神戸市東灘区の甲南大学理工学部・放射線管理区域外で、放射性同位元素の不適切な安全管理が行われていたことが判明した件で、同大は原因究明と再発防止策についての報告を平成16年11月15日までにまとめ、文部科学省に提出した。
 この報告は不適切な管理の原因として、(1)放射線業務従事者の自覚不足や気の緩み、(2)放射線管理委員会の安全管理体制の不備、(3)放射線施設の設備上の問題−−の3点を指摘。
 再発防止策としては(一)放射線業務従事者らの安全管理教育の徹底と学内での法令遵守システムの構築、(二)放射性同位元素の発注・受入・払出の一元的管理体制の強化とコンピュータ帳簿システムによる使用・保管・廃棄の効率化、(三)放射線管理委員会による定期的な点検報告書作成も同委員会に対する監視役(副学長)の設置、(四)放射線施設出入り口へのIDカード管理・監視カメラの導入−−を実施するとした。
 なお報告を受けた文部科学省もこの内容を妥当と評価。ただし、示された再発防止策が適切に運用されていることを確認するため、1年以内に同大で立入検査を実施するとの方針を示した。【文部科学省】

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