【ドイツ】2004.11.12 発表
世界最大規模の水素自動車走行試験プロジェクトが、11月12日、ドイツのベルリンで始まり、それに合わせ、世界最大規模の水素供給ステーションが始動した。ステーションでは、気体状または液体状の水素が、16台の水素自動車に供給される。また、通常のガソリンスタンドと変わらず、従来の燃料の供給や車体の洗浄を行う店舗も併設されている。
このプロジェクトの目的は、乗用車への水素利用が日常的に可能なことを証明し、顧客への適合性を試験するものである。そのためには、多様な水素生産方法をテストし、また、乗用車のシリーズ化のための技術を開発する必要がある。さらに、燃料としての水素の経済性についても実証されなければならない。
来年には、2つ目の水素供給ステーションが、同じくベルリンに設置される予定である。【ドイツ連邦環境省】
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